「誰ですか??この人達??」



「はじめまして。梨花の親友雄三さんです!!」



「同じく梨花さんの親友奈那子です。」



あえて雄三さんが自分の事をさん付けしたのはスルーして吉田も自分の事を紹介し始めた。



「雄三さんと奈那子さんですね。僕は吉田と言います。一応梨花さんとおつおつお付き合いをさせってもらっています。」




と両親に結婚の挨拶をするような感じで言った。



「やっぱり付き合ってるんじゃねぇか~。ヒューヒュー梨花の奴進歩したなぁ。」



と雄三さんが冷やかしたので梨花は、とび蹴りをして雄三さんを黙らせた。



その姿を見てなぜか惚れ惚れとしている吉田は普通の感覚ではないと思う。