お化け屋敷

「えっ・・もしかして成仏するの??」



「ええ。もうその時期みたいですね。」



「・・だって、2人とも自分の心残りだった事果たしていないでしょ??」





「いえ。もう果たしましたよ。」



「えっ・・。」



「梨花、俺達の目的はな、梨花に失くした心を取り戻させる事だったんだ。」



「そんな!!待って!!急すぎだよ!!」





「ごめん。でも、もう逝かなくちゃいけない。梨花といれて結構楽しかったぜ。冥土の土産にもなった。また会おうな。」



と雄三さんは嬉しそうに笑う。



「私も、梨花さんに会えて良かった。ありがとう。また会いましょうね。」



と優しい笑顔で言った。




(あぁ。この2人は、今幸せなんだ。このまま、私のエゴで成仏させなかったら私は一生後悔するし、この2人のためにならない。)



「分かった。でもそのまた会おうって言った事絶対に忘れないでよね!!絶対に3人で会うんだから!!」



と梨花は泣き笑いの顔で言った。



泣いているはずなのにどこか明るい顔だった。