お化け屋敷

「屋久佐さん・・・。」



生きた人、生きている人の数だけさまざまな人生が、この世には存在している。という事を梨花は改めて感じた。


「おっと、まだ大事な所を話してなかったな。俺が人を殺した理由・・・。」



と言うとまた辺りが静まり返った。




「俺は、その日から周囲も驚く位、真面目に働いた。今までロクに飯も一緒に食べなかったがその日から俺が飯を作り親父と一緒に食べた。親父はうまくもない俺の飯うまい、うまいと言って食べてくれた。・・幸せだった。今まで、感じたことが無いくらい幸せだった。愛っつーもんがこんないいものだなんて気がつかなかった・・。でも、そんな幸せの日々は、続かなかった・・・。」