ピピピピピピピピ・・・

いつも通り朝に目覚まし時計がなり、それを止めて、洗面所に向かい顔を洗う。

そして新聞を取りに郵便受けに向かう。

ここまでは、ここまでは本当にいつも通りだった。

「えーっと新聞新聞っと。」

と言い郵便受けから新聞を取り出す。

「今日も手紙多いなぁ。」

1つ1つ手紙をチェックしていき自分にとって利益のないものと興味のないものはビリビリに破いてゴミ箱に捨てていく。

「何これ??何で国から手紙が来るの??」

梨花はただのどこにでもいそうなOL。

そんな梨花に国から手紙とは何だろうか。

「まさか、この前部長が寝てるすきに部長の頭に猫耳つけたのが私だってばれたのかなぁ~。それとも、スーパー全部の試食を全部食べつくしたのがいけなかったのかなぁ。それか同僚の吉田君に賞味期限の切れたパンを無理やり買わせた事かなぁ~。でも、それは国とは関係ないよなぁ~」


そうこうしている内に出勤する時間になりその手紙の中身は結局見ずに梨花は会社へと出社したのであった。