「おーイ。起きてよう」


女々しい声で目を開ける。

そういえば、あの後また俺、寝たんだっけ。

そう思いながら俺は左手で目をこすった。


しかし、こすった後に目に映った光景は美人な看護婦でもなく、オカマな看護師でもない。