「てめぇ……」
「まぁまぁ夾。まだ本気じゃないからさ。」












「あっ、そーだ！まだ桜に自己紹介してなかったよね？」
「大丈夫です。紹介とかしてくれなくて……」
アタシはむちゃくちゃ嫌そうな顔をした。










「なんでそんな嫌そうな顔すんの？僕傷ついちゃう…」
「じゃあそういううざいキャラやめてください。」
スパッと断ち切った。









「わかった。」
「！！　」
急に大人っぽい表情をしたからびっくりした。













「なる様って　不思議な人だね。」
「名前知ってんの？」
「ううん。違う。」







だってなる様ってクラスの女子がいってたからアタシも勝手にいってるだけ。










「じゃあ……名前いってもいいか…？」
「なんか逆にキモい…」
「なっ……」
顔が真っ赤っかのなる様。