モノクロ

ギロッとその女の子を睨む。





うわっ怖!!迫力あんな…











「てめぇの勝手な勘違いにコイツを巻き込むな。」



ドキッ!!




不覚にもドキッとしてしまった。


何をバカなことを……













でも、一応お礼いわないとね………








スタスタと教室をでていこうとしている、一ノ瀬夾。
「い、一ノ瀬夾……!!」






「……………」
じっとアタシのほうを真っ直ぐにみる瞳。



二重で若干茶色のキレイな瞳。









ずっと見つめられたら、絶対にヤバい!
普通の女の子だったら、倒れる位。








「さ、さっきは……「夾!!」
うげっ!!




今いおうというタイミングで………









一ノ瀬夾もなんとなくアタシがいうことをさっしていたのか、ため息をつきながら声をかけてきた人を睨んでいる。










「う~わ~~俺、KYチャン??」
そうだよ!!






「イーエ!大丈夫です。」
多分口だけ笑っていて、目は笑っていなかったんだと思う。







「ああああぁ!!!」
今度は何?







「アンタ…香川桜?」
「ハイ……」
うっさいな……コイツ。







「フーンそっか。なるなる。」
じーっとアタシを観察してそして、
「噂通りカワイイね☆」






「キモッ!!」


「しかも超毒舌。」
なんな!!コイツ。



「ちなみに、俺。相川未来。よろしく!桜チャン☆」
「はぁ…アタシは「知ってるからいいよ。俺のことは未来ってカワイくよんでくれたら嬉しいな。」



「じゃっ、未来。」
「おぉっ!!さっそく。」