モノクロ

「お前いつもダサいのな…」
「きょう……アンタなんか大ッ嫌い!!!」










一ノ瀬とは小学校にあがるまえからの幼なじみ。













だから下の名前でよびすて。






















「ハン!お前なんかに大ッ嫌いとかいわれても、なんも思わねぇし。」
一ノ瀬はひねくれたくそガキだった。


















「なんでそんなこというのよ!!!桜、かわいそうでしょ!??」
いつも美央がこうして庇ってくれてた。
















美央にいわれると、一ノ瀬はすぐに憎まれぐちをいうのを止めた。
多分、美央が好きだったんだ。
















「なぁ…なんでお前ってそんなブスなん?」
ある日、直球でいわれた。でも一ノ瀬ではなくまた別の子。











「なんでそんなことしかいえないの!!この口は!!」
美央はソイツの口をめいっぱい引っ張った。

















「な、何すんだよ!」
男の子は、泣きながら必死に抵抗した。














その日。美央は先生によびだされた。