トントン 《魁翔入るぞ》 制服のままベッドに寝転んでいたオレに優しく気遣ってくれる父さん。 「魁翔、母さんも心配してる。これくらいは食べなさい。」 母さんが握ってくれたお握りを渡され、頬張る。 「大丈夫か……?」 「父さん…。 オレ、これからの道が見え始めていたんだ。 ……でも、 今回の事で怖くなった。近くにいてやれないのに、柚依を守りぬけるのだろうかって。」