・・・しばらく美羽と二人で、奈美を探していた。
「梨莉花!この子じゃない?」
美羽が私を呼んだ。私は、美羽の所へ走った。
「りっ梨莉花ぁ~!」 そこには泣きながら私に抱きついてきた奈美がいた。
「なっ奈美!」
私も、奈美に抱きついた。
「良かったね梨莉花!」
美羽が声をかけてきた。
「うん!ありがとう美羽!」
私は、お礼を言った。 「でも、なんでトイレに隠れてたの?」
私は、奈美に聞いた。 そう、奈美が隠れていたのはトイレだった。