一時間目は美術だった 移動教室でも席は一緒だから私の隣は早瀬君 「今日は写生をします。隣の人の顔を描いて下さい」 ええーっ! 私たちは向かい合ってお互いの顔を書き始めた 意識しなくても、たまに目が合う バチッ また目が合った その度に心臓はドキンと波打つ 私にはそれ以上にドキドキする理由があった 目が合う度に早瀬君が照れくさそうに目を反らす 私は舞い上がりまくりだった