*** 本物の梓と再会してから1週間たった。 相変わらずあたしは学校へ行っては凛とくだらない話をする毎日を過ごしていた。 そして何度か学校の帰りに梓のいる病院へお見舞いへ行った。 でも 陸とはメールも電話もしてない。 病院では陸があたしを避けているのかもしれない、行っても会う事はなかった。 当たり前だ。 陸にとってあたしは最低な女なんだもん それに あたしは梓にキスされて嬉しいって思ってなかった ただ、どこか心にモヤモヤしたものが広がっていっていた