「つまり……、先輩が髪のまっすぐの彼女、僕がパーマの彼女、にアタックする。というわけですね?」

和夫がうなずくと、翔太は軽く受けた。

「いいっすね。」

「じゃー彼女達の事、聞いといてくれ。たぶん、お前と同じ二年だ。」

「わっかりましたー。」

和夫は翔太に頼んで、行ってしまった。

その和夫とマキコを、翔太は楽しそうに見ていた。