リビングに入ると、振り返って言った。

「先輩。はっきり言って、気持ち悪いんです!」

マキコはキッパリと言った。

だが、和夫は、ますますうれしそうに笑っただけだ。

マキコはゾーとして逃げ出そうとしたが、和夫が腕をつかんで、逃げ出せない。

抱きしめられて、強引にキスをされた。

マキコは体中で逆らったが、そのまま和夫の部屋に引きずられていった。