最強ミックスフルーツ

「ばかなこと・・・・
おとうさんには絶対絶対
うちらを守ってもらうからね。
これからは、おとうさんが
うちらと一緒だからね!!」



「おとうさんと?」



「そうだよ……
おとうさんしかいないじゃん。
うちらを見守ってくれるの。
愛してくれるのも
そうでしょ?
病気でもいいから、病院からでも
いいからうちらのこと
見守ってて!!
いーね?」


父が満面の笑みになった。



「おとうさん
頑張るよ。
一日にあったことなんでも
話してくれ。
家族で笑ったり泣いたり
悩んだり
おかあさんはおとうさんの
隣にいるから
五人で話そう。」



「おとうさん、ごめんね。
うち…ひどいこと言ったね。」


「そうか?
もう忘れたよ。
なんだったかな~~」


私は思わずふき出した。