「リンゴちゃん・・・・
遠くから見てたからなんとも・・・
あれなんだけどさ
モテ過ぎじゃね?」

まーくんが明るく言った。


「モテ過ぎなんてことはないよ。
うちって鈍感だから
人の気持ち考えないで
自分の思う通りだけで……
傷つけちゃってばっか……
きっとつよピーもそう……
知らず知らずに甘えるから…
つよピーを傷つけるんだね。」


「男と女なんてさ・・・・
そんな真剣になっちゃだめだよ。
真剣になったら負け。
俺は絶対ならない。
重いっしょ、そーいうの~
友達以上がいればいい・・・・
抱き合う女は後腐れないのがいい。
理輝も強志もまじめすぎるんだ。
一度しかない人生
いつまでも同じところにいないで
歩きださねーとさ。」



「んーーーーー
ある意味極端だね。
それはそれで・・・・いつか
本当の恋ができるといいね。」



「しねーよ~~
俺は永遠の自由主義だもんね。
しばりしばられ
そんな生き方は絶対いやさ~」



まーくんもちょっと
性格変わってるかも・・・・・


いつも明るいまーくんの笑顔の中に
いろんなことがあるのかもしれない



みんなそれぞれに
悩んでる・・・・・・・