「いいな~林檎~」

驚いて振り返るとバイクのところに
理輝が立っていた。


「あ…いつから……?」
動揺する私



「告白されたじゃん。
初恋みたいな感じだったんだろ?
おまえの本来いる場所なんだ。
きっと幸せになるさ。」



「本気?」


「ああ・・・。
愛してくれてる人と一緒にいる方が
幸せだろうし~」



「うちは・・・」



「強志がおまえを好きなのには
すげーおどろいた。
まじめなあいつが・・・・
おまえってやっぱすげーよな。」




「どういう意味ですげーの?」



「いや~なんか魔法があんのかなって。」


理輝の顔は嫌味っぽかった。