たくさんキスをした。


そしてベットに押し倒された。


でもそのあとのことは
私にはまったく想像もつかず・・・
熱いキスを受けるだけで精いっぱいな時


胸に理輝の手が触れた。
大きく波打つ心臓の音が
さらに大きくなり
私の胸を揺らした。


急に怖くなった・・・・



「理輝・・・今日はこれで
一杯、一杯だから…私何にもわかんなくて
だから…お願い…
心臓が壊れてしまいそう……」


理輝の手が胸から離れて
私のかみの毛を撫ぜる。


「悪い……」

理輝が言った。


「ありがと・・・・」
そういうのがやっとだった。



理輝の胸に顔をうずめた。



「こんな気持ち初めてだから……
自分がどうにかなっちゃいそうで……
少し……落ち着かないと……」


「林檎は……大事にする。」


そう言って理輝は天井を向いた。



「私も、理輝を大事にするよ。」


そう言ったら
力が抜けた・・・・・。