「ハーハッハッハ!!!
これしきの蹴りで悶えるとは!
まだまだ修行が甘いぞ!!!」

赤いハチマキを風に靡かせながら 狗灰 リョウマは叫ぶ

「後ろから不意打ちに対応出来るかぁ!!!」

ガバッと起き上がりリョウマを指差しながらカズキはキレた

「何だぁ?
まったく…最近のガキは我慢と根性が足りない………

だがお前に一番足りないものはーッ!!!」

話しながらポーズをとるそしていきなり走り出した

「情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さーッ!!!

そして何よりもーッ!!!はやー………ッ!!!」

「はいストーップ」

バガァァアアン!!!

リョウマの顔面にシャベルの最も固い部分がぶち当たった
これは痛い。

シャベルをヒョイとリョウマの顔面から離した 九頭龍 カンナはリョウマの襟を掴み引きずった

「たく………いないと思ったら………
ほら、いい加減もどるぞ馬鹿」

「ぐるじぃ!!!
かっ……!カンナッ!!!
首……………ッ!!!」