窓の外には夕陽が傾きはじめていた
午前中に面会にきた私は
一日中何もせず
ただタケルの横に座りぼんやりと時間を過ごしていた
面会時間がもう少しで終わる
少しずつ暗くなっていく病室に
淋しさを感じる
タケルは目を覚まさない
だけどこの暗く冷たい印象をうける部屋に
一人残すことが可哀想で・・・
後ろ髪ひかれる想いで病室を後にし
家路についた
午前中に面会にきた私は
一日中何もせず
ただタケルの横に座りぼんやりと時間を過ごしていた
面会時間がもう少しで終わる
少しずつ暗くなっていく病室に
淋しさを感じる
タケルは目を覚まさない
だけどこの暗く冷たい印象をうける部屋に
一人残すことが可哀想で・・・
後ろ髪ひかれる想いで病室を後にし
家路についた

![トキヲコエテ [短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)
