どうやら今日あたしは 大不況真っ只中らしい。 そう。 愚痴を聞いてくれる彼も もういない。 飛び込んだ布団の中の 愛用の枕が濡れる。 俯せのまま、 真っ暗な視界の中で 何度も何度も 君の顔が浮かんでは消えた。