お昼休み。



いじめに参加することをやめたメンバーは聖佳の元にきた。






「聖佳、星弥。ごめんね」
「えっ?」
「私達、里中先輩に脅されていて『いけない』って思いながらもやってしまったんだ。ほら、男子も数人いるでしょ。ほら、あんた達も謝りなさいよ」



そういうと一人がゆっくり口を開いた。



「えっと…。ほんとごめん。今度は佐倉みたいに助けてやるよ」

「ありがとう」
「ううん。お礼言うのは私逹の方だから」