今度は俺が恋をする

「いないみたいですよ!チャンスなんじゃないですか?」



「うっそ!まじ?
ありがとう!」



「もかっ……」



唯織先輩は嬉しそうに美優の所へ言った。



「だってさ、美優に彼氏はいないじゃん?
もしかしたら唯織先輩と仲良くなって……とかあるかもしれないよ?」



「れあちゃ~ん!
まだ歌ってないでしょ~?

ほらっ!」



バサッ。



雫先輩の声と共に歌の本が飛んで来た。


「いっ……いってぇ」



部屋に戻って来た
尊都先輩に当たってしまった。