刹那よりも限り無く


わりぃ、と言って



タカシは体を起こす



「…そろそろ帰るわ」


私の視線を避けるように

立ち上がるタカシに


私は思わず
不安になって


聞いてしまう


「あなたは
タカシなんでしょ…?」


タカシは


ふっと微笑んで



「…また 来る 」



とだけ
言った