「……熱だいぶあるな…とりあえず、家に行こう。琉架、運んでくれ!私は車持ってくるから。」 「分かった」 琉架は小春をヒョイッと持ち上げて……いわゆるお姫様だっこをして車に乗せた。 なんか……宙に浮かんでる… 誰? ……誰? 小春はうっすら目を開けたが、視界はぼやけていて何も見えなかった。 そうしているうちにまた小春は眠りに着いた。