小春日和


そこには、角高のバスケ部数名と私達の高校のバスケ部がいた

さっきの声は私達の部の2年生らしく、キャプテンや夏目先輩達が落ち着かせようとその部員の腕を捕まえている




「何もそんなに怒ることないだろ?事実なんだから」

角高の部員はクスクス笑って明らかにこちらをバカにしているような口調で言ってくる


「何が事実だ!!先輩達をバカにしやがって!!」

「やめろ、修!!」



私と穂波先輩は先輩達のところへ駆け寄った