次の日、私は正式にバスケ部に入部した


「吉岡小春です。よろしくお願いします。」


初めの挨拶はさすがに緊張したが、快く受け入れてくれた


「吉岡さん、私マネージャーの穂波 梓(ホナミ アズサ)3年よ。よろしく!」

「あ、よろしくお願いします」

「良かった!マネージャーが増えて!一人じゃ大変だったの」

「そうなんですか」

「私のことは好きに呼んで。吉岡さんは……」

『ハ―ル―』

「!?」


突然そう呼んだのは――


「ちょっとこっち来て~!」


そう
夏目先輩ιιι


「ハル?」

「今行きます」


何で突然その呼び方になるかな(--;)



「…小春だからハル…か…。良いわね!私もハルって呼んでいいかしら」

「あ~どうぞ好きに呼んで下さい」

「ありがとう//」


穂波先輩は嬉しそうだった


『ハ―ル―!!』

「は―い!!今!!」

「いってらっしゃい」

「失礼します」


私は一礼してその場をあとにした