「部活は辞めても…ここでバスケできるならいい。部活辞めてもバスケはできるからなッ!」
「…そう……ですか…」
彼女はまた悲しい目をしてそう言った。
「どうも人付き合いが嫌いになっちまってさ……この前先輩達にとっちゃあ最後の試合があったんだけど、俺のせいで負けたんだ…」
今でも鮮明に覚えてる…
きっと忘れることはないだろう…
「シュート打つの怖くなった…人と接するのが…怖くなったんだ」
情けねぇ…ホント情けねぇよ。
見ず知らずの女の子にこんな弱い自分を見せて…
やっぱ…この辺にしとくか…
「悪いな!こんな話して…」
そう言って立ち上がろうとした瞬間…
グイ―――…
腕を捕まれた。
