時は早く過ぎるもので


もう1年生が終わってしまう…



早く感じたのは

西村を好きになってからだと思う


でも一つ一つの思い出は
鮮明に思い出せる…




「有馬ーこれ担任がお前に渡しとけって」


西村があたしの席にきた



「え、何これ?」


「昨日お前休んでただろ?昨日配ったプリントだと思う」


「あ、わざわざありがと」