宝石の封印

「ふふっ……
大丈夫……恐くないわ
って私が言っても
説得力ないわね」




そう言って笑った
女性はとても美しかった








「私…私はクレア…」




「私はアザナよ…
よろしくクレア……」





そう言ってアザナ様は
優しく微笑んだ







「私…スティルドールに
なるんです…
今日監視係に言われました」





あたしがそう言うと
アザナ様は悲しげに笑う