宝石の封印

「ぁ……一人じゃ無理だよ…あたしを渡して…」


女は俺の腕をつかんで
悲しそうに微笑んだ。




「何言ってんだよ!!
んな事出来るわけないだろ!?」



俺は剣をさらに強く
握った。




「スティルドだからとか
関係ねぇ!
もっと自分を大事にしろ!! 」


俺が怒鳴ると
女は泣きだして
しまった。