宝石の封印

「アディ」



ルファーの合図で
二人は契約の式をあげる






『焼き広がん、野は
紅く染まりて我とともに
カケラも残らん
瞬にして滅失
時は遅し』




パァァ………




アディは赤い光りに
包まれた






再び奏でる契約の歌



『炎々燃えし槍となれ
闘志は必ず意に答えん
本来あるべき姿にならん』