「テンシン!!」


そう呼ぶ天使様の声にオレは小さく笑って先生に「ありがとう」を言った。



「こっからはオレと天使様しかできないことをしてきます。肩、ありがとうございました」


足をなるべく着かないようにして歩きながら、オレは前を見据えた。



駆けよってくるガブリエル様の手をとり、オレを必要としている天使様の元へと急いだ。




頑張ってくれた二人のために、男、天林寺真理矢。



ここで一花咲かせます!!