天使様を見上げるとこくりと頷く。 追いかけようとするオレ達よりもはやく影が走った。 「あ……」 遠山アポロン先生が、ものすっごい速さで二人を追いかけていく。 この場合。 『廊下は走ってはいけません』 というのは無視ですね。 「行くぞ、テンシン」 天使様がいつになく強いお顔になっている。 そうだ。 追いかけないとな。 もしも悪魔だったら、ただの『人』であるあの3人じゃ太刀打ちできないし。 怪我なんてしたら……オレの責任です!! こくりと頷いて、オレは3人の後を追いかける。