「もはや手遅れだな」


手を振り返しながら、天使様はぽつりと呟いた。


人だかりの波が消えていくのを見届けながら。



オレは隼人の将来を悲観せずにはいられなかった。



恐るべし、ガブ様パワー。
恐るべし、エロのパワー。


つーか。



オレも混ざりてぇっっっ!!




という心の叫びに天使様は大きくため息をついた。




オレもお年頃なんすよー!!



神様。
仏様。
天照大神様。


どうぞこの欲求不満な子羊をお許しください。