オレの目の前にものすっごい景色が広がっている。


「あの……これなんですか?」


隣に立つ金髪超絶美形に尋ねる。


「明日から通う百瀬学園だろうが」


完全に上からのお言葉が降ってくる。


いや、それは分かってるんすけど。

分かっちゃいるんすけど。



「どこかのリゾート地のホテルみたいっすけど……」


お金持ちの国の、お金持ちのホテルみたいな。


あー。

すげー。

庶民のオレにはディ●ニーランドに行く感じだな。