あー。
でもあの人は……こんなド田舎学校より、絶対にそちらのほうがお似合いな気がしますけど。


どうせなら、そのままその学校に残るとか言ってくんねーかな。
そしたら、少なくとも学校にいる時間だけは「自由」になれんのになぁ。



「殺されたいの?」


斜め後ろからレーザー砲発射。

やべっ。

瞬殺されそうになった。



「ははは、まさか」



もう二度と、三途の河には行きたくないっすよ、勿論。



「おー、それにな。百瀬って確か、かわいい子とか多いって雑誌に書いたあったような気ぃするわ。ええやん。こんなむっさいところじゃなくて、女の子めっちゃおるとこで勉強できるなんて、代われるもんならオレが行ってやりたいわ」

「まぢで?」

「まぢで」