「「・・・・・・。」」


沈黙が流れる。


「帰ろ、っか・・・。」


「・・・おぉ。」



2人が一歩出た時、前から見覚えのある人が、走ってきた。



「梨南ッ!!」


「先輩?!」


「よかっ、たあ、ハアハア。間に、合って・・・。ハア。」

りゅう先輩やった。

「めっちゃ息切らして・・・。どうしたんですか?!」


「ちょっと、な、ゆーとき、たい、事、ある、ねん・・・。」


先輩は、途切れ途切れ話し始めた。