「ほんで、鈴奈に言ったんか??」
先輩が耳元で呟く。
先輩とは、鈴奈に今日の朝言う約束をしていた。
「ああ、はい。言いました。やけどチョット怒らしてもーて・・・・・・・・・」
だんだん、あたしのテンションも落ちてくる。
あたし、ホンマは、鈴奈が好きや。
でも、鈴奈はモテる。
いっぱい彼女変えて、いっぱい浮気しる。
でも、多分鈴奈は、あたしのこと、ただの幼なじみとしか見てへん。
だから、先輩と付き合った。
先輩も、あたしが鈴奈を好きなのを知ってる。
でも、今日鈴奈はあたしに・・・・・・
「なんか言われたん??」
先輩が気づいて聞いてくる。
「はい。もう、触らんといてくれっ!!って・・・・・・言われて・・・ははっ」
やば・・・
泣きそうなってきた・・・

