「だから仲間誰もいないじゃん!」


『そこのタンスを開けてみな。』

後ろからやべっちが言った。




「タンスに何があんねん?」



『まぁ……いいから開けてみてよ。』



俺は言われるがままタンスを少し慎重に開けた。