やべっちは振り向き、 『そうだよ、あっちの玄関は偽物なんだ。』 そう言って、ポケットからカードを取り出した。 ドアの横にある小さな機械にスキャンした。 〈ピッ…〉 「すごいやん。」 『かくれんぼ軍を甘くみないでくれよ(笑)。じゃあたかじぃに続いて入って。』 ドアが開いて、たかじぃが中に入る。 俺、凛々、亜希、純平と、ついにかくれんぼ軍のアジトに入った。