地下秘密基地.



「おっさん、あの地下に詳しいんか?」


たかじぃは自分のアゴひげを触りながら


『そうじゃ。今、喫茶店に一人仲間も来てるから話をしたいんだ。』


『地下の秘密も知ってるんじゃよ!』





考える。

高校生が見ず知らずのおじさんについていくだろうか。



凛々が俺を見る。


「純平、どうする?」


「話くらいえぇやろ。地下の事も教えてもらいたいしな。」