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とある広い室内。
コンピューターが設置してあり、スイッチが数えきれないほどある。
〈カチャカチャ〉
とコンピューターのキーボードの音が響く。
たくさんのモニターがありそれぞれ違う何処かを写している。
パッパッ
と画面が変わったりしている。
この室内に十数名の大人がいて、何やら仕事をしている。
一人の男が受話器を取り、電話をかける。
「……えーっと、
場所は一階です。」
「たった今?」
「そうです。
そしてー07ーΕなのでお願いします。」
「すぐ行く。変わったらまた連絡してくれ。」
「わかりました。」
そして通話を切った。

