地下秘密基地.



「わかった!純平後ろ気を付けろよ。」


といって純平は後ろにいき、俺は扉の前に立った。



携帯を見た。



――5:51―




もうすぐ6時か。



「開けちゃって、隼人!」


「任せろ。」



ドアノブに手をやった。アイスでも触ったかのように冷たい。




よし!




〈…ガチャ〉


鍵は掛かってない。




〈キィーッ〉