「ってなわけで…
付き合ってくれない?」



私は夢を見ているのでしょうか…?


「…聞いてる?」


今目の前にいるのは………
幻覚なんですか????

「おーい。」
「え////?」
「俺と付き合ってくれる???」
ニコッと笑った私の前にいる彼の名前は、
二宮 健[ニノミヤケン]くん。
高校2年生。

彼は私が通ってる学校の1つ上の先輩。
しかも、学校1かっこいいと言われてるくらいの
アイドル的存在なのです…!!
そんなアイドル的存在な方が
私に告白…!?
ないないないないっ
絶対に何かの間違いだよね!?

ってか、私、この人よく知らないし
喋ったこともないし…!!

「…ねぇ、聞いてる???
悠里[ユウリ]ちゃん???」