「だからさ、あきらめようなんておもっちゃだめ!」 真理の言葉がうれしくて 私は何度もうなずいた。 そのとき、哲也と めがあった。 そそくさに目を そらしたのは哲也だった。 そしてなにかを考えこみ、 スクッと立ち上がって 私のところに歩いてくる。 心臓が高鳴る。 どうして?どうして? 怖いよー…