口説かない、求めない修二……。

毎日、月子にご馳走し、カトレアでにこやかに酒を飲み、見事に綺麗な帰りっぷり……。

そんな修二に対し、月子は返せない。

出来るものなら、この体貰ってほしい…いいえ…違う…私が抱かれたいの……。

心は完全に…あなたに奪われてしまった。

毎夜…疼く壺を一人で慰める。

溢れる蜜を一人で拭い取る。

涙流し自慰行為に耽る女ヒョウが、ここに一頭。

これから先はどうなるの?

修二さん、あなたはどう思っているの?


男と女…体重ねずに続く愛は、どこに行くのでしょうか……。