「じゃ、あたしはあいつらのクラスら辺行くわ」

「え、と…「じゃあ俺は高崎と一緒に旧校舎ね」


――ん?


「え……えぇっ??!!」

「あそ。まあ捜すとこそんなにないしね。

じゃ、見つけたらケータイね」

トモは自分の携帯をひらひらさせながら空たちのクラスがある校舎の方へ歩いて行ってしまった。