「うんっ!よ…よろし…!?」





そう、言い終わらないうちに。



























━━━━━━━ちゅ





















「……///!?」




























今…!ほっぺた…キスっ!



驚いて大賀くんを見ると、くすっと悪戯っぽく笑った。



キスされたほっぺたを押さえて、ただ真っ赤になることしか出来ない私。



すぐに大賀くんは、手をひらひらさせて歩いて行ってしまった。





…若者たちの間では普通のことなのっ!?



私は…。
慣れてないから。
こんなことだけで…。



「――もぉ無理…///」



その場に座りこんでしまう。



だって…!
大賀くんがあんなに近くに!


今までの距離とは比べものにならないよ?





そもそも!大賀くんから!


こ…こくはく…!!





でもなんか、途中から雰囲気変わった…?





「だめだ…。頭回らない…!」





結局私は、その後1時間そこから動けなかった。