当然ながら、みんなからは恐ろしいほどのブーイング。



これがうるさいっつってんだよ!!今こそ制裁を下すべきだ。



1番はアイツだ。いつも目立つために大声を出してる。



私はピストルをポケットに入れてそいつの席に向かった。




「上谷君うるさいよ。黙らしてあげる。」



私はそう言って、ピストルを胸に当てて撃った。



ばーん。


「ぐわぁぁぁぁぁ!!」



上谷はそう叫んで、椅子から転げ落ちた。すぐには静かにならないのね。まぁ、しょうがないわ。



教室中からざわめきが聞こえる。



「きゃー!!」



うるさい悲鳴だな。もっと静かにしてよ。



「鞠那さんも、うるさいわね。」



私はまた、ちゃんと銃口が有ってるかを確認して撃った。




「いやぁぁぁぁぁぁ!!」



コイツ上谷よりうっせーぞ。



「鞠那っ!!」



「いやだぁぁ!」



たちまち騒ぎ始める取り巻きたち。



今度はあなたたちね。






しばらくすると、教室は今までが嘘のように静まり返った。